チクタクバンバン走る目覚まし時計の道をつなぎ続ける、1981年生まれのスライドパズル
チクタクバンバンは、盤の上をひとりでに走る目覚まし時計が落ちないよう、順番にパネルをスライドして道をつなぎ続ける対戦パズル。1981年12月に野村トーイが発売した昭和の名作で、長い絶版期間を経て、2026年4月にメガハウスが「令和進化版」として復刻した。
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楽天 参考価格 ¥4,690 税込・店舗により変動
基本スペック
特徴
- 盤上の目覚まし時計は、溝を伝ってひとりでに走り続ける
- 「15パズル」と同じ空きマスの原理で、パネルをスライドして線路をつなぎ替える
- 考えている間も時計は止まらない。このリアルタイム性がいちばんの肝
- 時計を盤から落とした人・走れなくした人の負け、という分かりやすい決着
- 旧版の時計はゼンマイ式、令和進化版は単3電池1本で走る
遊び方(対戦モード)
パネルで線路を組み、目覚まし時計を盤に乗せる。時計はスイッチが入るとひとりでに走り出す。
自分の番が来たら、空きマスへパネルをスライドして時計の進む先の道をつなぐ。もたもたしている間も時計は進む。
自分の番で時計を盤から落としたり、行き止まりで走れなくしたら負け。令和進化版には、全員で協力して時計をゴールまで導くモードもある。
誕生と歴史
原型はアメリカIDEAL社の「BLOCK THE CLOCK」。同じ1981年のうちに野村トーイが日本市場向けに作り替え、得点タイルの省略やパネルの配色変更、時計の文字盤のデザイン変更が行われた。4×4の盤に15枚のパネルと1つの空きマス、という構成は「15パズル」そのもので、古典パズルに「自走する時計」という時間圧を足したところにこのゲームの発明がある。
旧版では、時計のベルが鳴り終わるごとに手番が移り、自分の番の間は時計を走らせ続けなければならなかった。線路をわざと輪にして時計を永久に回らせる「ループ」は反則。単純な見た目に反して、駆け引きの決まりごとがきちんと作り込まれていた。
2026年の復刻版は、従来の対戦に加えて、全員でパネルをつないで時計をゴールへ導く協力モードを搭載。マスの中で回転する円形パネル2枚が加わり、直線型はスライドと360度回転の両方ができ、カーブ型はその場で回転だけができて他のパネルのスライドを邪魔することもある。時計は単3電池1本で走る。
メモ
- 原型の米IDEAL版にあった得点タイルは、日本版では最初から省かれていた。
- 旧版で「わざとループ線路を作って時計を回らせ続ける」のは反則と明記されていた。
- 絶版期間中、野村トーイ版の未使用完品は中古市場で1万円台後半の値が付くこともある。
- 復刻を報じた記事では、スマホ時代にあえての「超アナログ」体験が親子に支持されている、と紹介された。
- 復刻は日本発売から40年以上を経てのこと。パッケージの「パズルでゲーム」の看板文句は旧版から受け継がれている。
購入先
現行品はメガハウスの「令和進化版」(2026年4月発売・定価¥6,578)。実売はもう少し安い店が多い。旧・野村トーイ版は中古市場のみ。
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