ブタミントンブタの鼻息で羽根を打ち合う、ガットのないバドミントン
ブタミントンは、ラケットのガットの代わりにブタを握るバドミントン。体をぎゅっと握ると鼻から空気が吹き出し、羽根に一度も触れずに打ち合う。1987年に野村トーイから生まれ、長い絶版をはさんで2025年にメガハウスが復刻すると、その年の日本おもちゃ大賞ゲーム&パズル部門で大賞をとった。
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楽天 参考価格 ¥3,534 税込・店舗により変動
基本スペック
特徴
- ラケットにガット(網)がない。ブタを握り、鼻から吹き出す空気で羽根を打つ
- 羽根に一度も触れずにラリーが成立する、非接触のバドミントン
- 昭和62年(1987)生まれ。チクタクバンバンと同じ野村トーイ製
- 復刻版(2025)は羽根が改良され、滞空時間が長くなった
- 復活したその年に「日本おもちゃ大賞2025」ゲーム&パズル部門の大賞を受賞
遊び方
卓上にネット(幅63cm)を立て、コートを挟んで向かい合う。手にはラケットの代わりにブタ(約11cm)。
ブタの体をぎゅっと握ると、鼻から空気が吹き出して羽根が飛ぶ。サーブもラリーも、すべて鼻息で行う。
相手コートに羽根を落とせば1点。先に10点とった側の勝ち。1対1でも、ペア戦の2対2でも遊べる。
誕生と歴史
バドミントンのラケットからガットを取り払い、代わりにブタを握らせる——ブタミントンの発明はこの一点にある。体を握ると鼻の2つの穴から空気が吹き出し、羽根はそれに押されて飛んでいく。シャトルに触れずにラリーが成立する「空気圧の打球」で、間の抜けた絵面の裏の仕組みは意外に真面目である。
作ったのは、チクタクバンバン(1981年)と同じ野村トーイ。6年後の1987年に生まれ、1998年の会社解散でそろって絶版になり、そして令和に同じメガハウスの手で、そろって復刻された。昭和のおもちゃ棚が、四半世紀ごしに同じ売り場で再現されつつある。
メガハウスの広報担当は取材に対し、再販の背景を「初代で遊んだ世代が30〜40代の親になり、親子二代で遊べるようになった」「大人には懐かしく、初めて遊ぶ子どもには新しい」と説明している。さらに、猛暑で外遊びがしづらい時代に、室内で体を動かせる玩具であることも好調の理由に挙げた。気候変動がおもちゃの復刻を後押しした、めずらしい証言である。
2025年4月に復刻されると、その年の「日本おもちゃ大賞2025」ゲーム&パズル部門で大賞を受賞した。初代の発売から数えて38年目、長い絶版期間をはさんでの現役受賞である。
兄弟ゲーム
同じ野村トーイ生まれの兄と、ブタミントン一族。
- チクタクバンバン(野村トーイ→メガハウス):同じ生まれ・同じ復刻元の兄。走る目覚まし時計の道をつなぐ
- ブタミントンプロ:オートサーブ機能が付いた上位版(絶版)
- ジャンボブタミントン:床に置いて遊ぶ大型版(絶版)
- クレヨンしんちゃん版(セガトイズ・2017):キャラクターコラボ版
メモ
- 名前はブタ+バドミントン。箱のコピーは「ブタさんの鼻息で羽根を飛ばしあおう!」。
- ネットの幅は63cm、ブタは約11cmの卓上サイズ。コートは机の上に収まる。
- 公式の紹介文は「思わず熱中しちゃうバドミントン型対戦スポーツゲーム」。スポーツを名乗っている。
- 同時に大賞をとったのは「ルービックキューブピクセル」。38年前の玩具が、現代のパズルと並んで表彰された。
- 令和版の改良点は羽根。滞空時間が長くなり、ラリーが続きやすくなった。
購入先
現行品はメガハウスの2025年復刻版(定価¥4,378)。実売はもう少し安い店が多い。
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