GOLIATH 欲張りばあさん(Greedy Granny)起こすと入れ歯が飛ぶ対戦ゲーム
イスで居眠りするおばあさんのトレイから、起こさないようにお菓子をこっそり抜き取る対戦ゲーム。起こすと入れ歯が勢いよく飛び出す。2016年にイギリスで発売され、欧州ではタカラトミーグループのTOMY、米国ではGoliathの名義で売られている。
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楽天 参考価格 ¥3,759〜 税込・店舗により変動
基本スペック
特徴
- 居眠りするおばあさんを起こさないように、お菓子を抜き取っていくスリル型のアクションゲーム
- 目を覚ますと入れ歯が勢いよく飛び出すギミック。いつ起きるかは運まかせ
- ルールが単純で、対象年齢4歳からと小さい子でも遊べる
- 欧州ではTOMY、米国ではGoliathと、地域によって販売元の名義が異なる
遊び方
いちばん年下のプレイヤーから順に、ルーレット(トリート・ホイール)を回す。緑のマスが出たら、おばあさんのトレイからお菓子を取りにいける。ホイールの数字の回数だけ、イス横のボタンを押すのがルール。
ボタンを押している最中におばあさんが目を覚ますと、その仕掛けで入れ歯が飛び出す。起こしてしまったプレイヤーは、それまでに集めたお菓子をすべてトレイに戻す。おばあさんをリセットして、ゲームは続行する。
お菓子は複数の種類があり、各種類を1つずつすべて集めた人が勝ち。おばあさんを起こさずに、静かに集めきれるかを競う。
誕生と歴史
同じゲームが、欧州ではTOMY、米国ではGoliath(1980年創業のオランダ発ファミリー企業)と、別々のメーカー名義で売られている。両社の関係やゲームの原開発者については公表された資料が見当たらない。開発の経緯を探した海外のレビュー記事も「誰が発明したのか突き止められなかった」と書いており、出自は謎が多い。
欧州版の販売元TOMYは、日本のタカラトミーグループの海外法人。英国では、黒ひげ危機一発の海外版「ポップアップ・パイレート」(47の国と地域で累計2000万個超)と同じTOMYの看板の下に並ぶ。一方、日本ではタカラトミーからの正規販売が見当たらず、流通するのはもっぱら並行輸入品。日本企業グループのゲームでありながら、日本の店頭には並ばないばあさんになっている。
入れ歯をおもちゃにして笑いを取る発想には、長い歴史がある。古典は1949年の「ヤキティヤック・トーキング・ティース」——ゼンマイでカタカタ笑い続ける入れ歯で、発明者のエディ・ゴールドファーブ(米特許2,504,679)は、入れ歯ホルダーの広告を見て笑ったことが着想だったと語っている。以来、入れ歯はおもちゃ売り場の定番の笑いであり続けており、飛び出す入れ歯のばあさんはこの流れの新顔にあたる。
兄弟ゲーム
販売元それぞれの棚には、同じ「しかけでドキッとさせる」兄弟が並んでいる。
- ポップアップ・パイレート(TOMY):黒ひげ危機一発の海外版。樽に剣を挿すと海賊が飛び出す
- Pop the Pig(Goliath):ブタにハンバーガーを食べさせるとお腹がふくらみ、ベルトがはじける
- Gooey Louie(Goliath):鼻の穴から鼻水を引き抜く。ハズレを引くと脳みそが飛び出す
- Doggie Doo(Goliath):エサを与えてリードを押すと、犬がうんちを出す
メモ
- 英語圏のキャッチコピーは「Will You Risk It For The Biscuit?(ビスケットのために危険を冒すか?)」。riskとbiscuitで韻を踏んだ決めぜりふ。
- 英国の2016年TVCMは、ばあさんを起こさないように、全編ささやき声のナレーションで作られた。
- ドイツ版の商品名は「Keks Karacho(ケックス・カラッチョ=クッキー全速力)」。国によっては、ばあさんが商品名から消えている。
- 米国版は当初、トイザらス限定商品として売られたと伝えられる。
- 米Goliath社の創業者アディ・ゴラッドは、自分の車を500個のゲームと交換して商売を始めたと語られる。
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