ウォーターゲーム水と空気だけで遊ぶ、1976年生まれの携帯輪投げゲーム
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ウォーターゲームは、水を満たした透明ケースの中でリングを舞い上げ、棒に掛けて遊ぶ携帯ゲーム。ボタンを押すと空気の力で水流が起き、カラフルな輪がふわりと泳ぐ。1976年にトミーが発売して大ブームになり、電池もソフトもいらない「水と空気のゲーム機」として、縁日や100円ショップの定番になって今も現役でいる。
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楽天 参考価格 ¥1,000〜 税込・柄/店舗により変動
基本スペック
特徴
- 透明ケースに水を入れ、ボタンを押すと空気の圧力で水流が起き、中のリングや玉が舞い上がる
- 電池もゼンマイも使わない。動力は指で押し込む空気だけ、という潔い設計
- 水は水道水を入れるだけ。ゴム蓋を開けて注げばすぐ遊べる
- 輪投げのほか玉入れ型・対戦型・キャラクター柄など、派生の型が非常に多い
- 縁日の景品や100円ショップの定番として、昭和の姿のまま現役で売られている
誕生と歴史
後半〜
年代
ウォーターゲームの動力は、指でボタンを押し込む空気圧だけ。ボタンの奥のポンプが水中に水流を吹き出し、リングがくるくる舞い上がる。電池もソフトも要らず、水道水を入れれば何度でも遊べる。携帯型の電子ゲームが登場する前夜に、水と空気と浮力という理科の道具立てだけで「手のひらのゲーム機」を成立させていた玩具で、遊びながら水流と浮力の実験をしているような作りになっている。
発売と同じ1976年、アメリカでは「The Wonderful Waterfuls」の名で売り出された。リング投げのほか、カバの口に玉を入れる「マウスフル」、カエルを蓮の葉に跳ばす「リープフロッグ」など姉妹機がシリーズ展開され、ビンテージ玩具市場ではMade in Japan刻印の初期品がいまも取引されている。ブリキからテレビゲームへ橋渡しする時代の、日本製ヒット玩具のひとつになった。
ウォーターゲームの面白さは、絶版どころか「昭和の姿のまま現役」なこと。縁日の景品問屋のカタログには今も水中輪投げがずらりと並び、数百円で新品が手に入る。半世紀前のヒット玩具が、博物館でなく夜店の棚で生き残っている例はそう多くない。近年はガチャのミニチュア化や現代アートの題材にもなり、レトロブームの波にもきちんと乗っている。
遊び方
上部のゴム蓋を外し、ケースいっぱいまで水道水を注いで閉める。
ボタンを押す。空気の圧力で噴出口から水流が出て、リングが舞い上がる。
水流を読みながら連打と単発を使い分け、リングを棒に掛ける。全部掛かれば上がり。押す強さの加減がすべて。
いろいろなウォーターゲーム
柄と仕掛けのバリエーションは無数にある。定番の海もの、恐竜、キャラクター柄、玉入れ型、2人対戦型まで。
メモ
- 米国版シリーズには、カバの口に玉を入れる「マウスフル」、カエル跳ばしの「リープフロッグ」などの姉妹機があった。
- 水がにごったら入れ替えるだけで新品同様に戻る。維持費ゼロの玩具でもある。
- タカラトミーアーツの「ウォーターゲーム ミニチュアキーホルダー」は、本家によるセルフ・ミニチュア化。
- 2019年にはイスラエルのアーティストがウォーターゲームに着想を得たアート作品「Waterful」を発表した。
- この図鑑の水飲み鳥と同じく「電気を使わず物理で動く」昭和の科学玩具の系譜に連なる。
購入先
ウォーターゲームは類似品が現行で、縁日の問屋筋やネット通販で1個数百円から手に入る。柄は海の仲間・恐竜・小鳥などさまざま。水を入れた瞬間に、押し加減ひとつの真剣勝負が半世紀前のまま始まる。
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